もとより、「しつけ」と「訓練」は明確に区別できるものではありません。しかし、
上記のようなご相談を多く寄せられますが、「訓練」以前の問題であり、これらの問題行動を起こすワンちゃんは、
飼い主さんと(主従関係を基本とした)正しい関係を築けていないことがその最大の原因と思われます。
あなたのワンちゃんは、「ほめれば喜ぶ、間違いを指摘すれば反省する」ことができますか?
我々が見る限り、残念ながらこんな当たり前のことができないワンちゃんがたくさんいるようです。
・「コイ」・「アトヘ」・「スワレ」・「フセ」・「マテ」・・・
しつけの基本とされる指示語はいくつもありますが、大切なのは、犬がそれらの指示にどういう気持ちで従うかということです。
スワレやフセは、その形を教えること自体が目的ではなく、
教えた形を利用して飼い主さんと犬との意思疎通を果たすための手段なのです。
例えば、「スワレ」一つとっても、
・・・これでは何の意味もありません。
そうではなく、
このように、ご主人様と犬との間に気持ちのやり取りが生じて、始めて意味あるものとなるのです。
「しつけ」のできたワンちゃん、
つまり飼い主さんと正しい関係を築くことができたワンちゃんには、応用として飼い主さんのご要望に応じたさまざまな事柄を教えることもできます。
「訓練」とは「しつけ」の延長にあるものです。
具体的には、
◆ ジャパンケネルクラブ、日本警察犬協会、日本シェパード犬登録協会の訓練規定に則った訓練
◆ 訓練競技会へ出場するための訓練
◆ 嘱託警察犬を目指すための高等訓練
などをお受けしております。
私たちは修行させていただいた訓練所で、
「人犬の親和」
「適時適切なる賞罰」
「創意工夫」
という、訓練士として最も大切な心構えを学びました。
独立後も、これに恥じない仕事を常に心がけています。
つまり、
訓練を行っております。
犬も人間と同じく、その性格はまさに千差万別です。
同じことを教えるのでも、犬が違えば全く異なる方法を取らなければなりません。
私たちは、上にも述べましたように、
「どういう訓練をすれば、それぞれのワンちゃんが喜んで飼い主さんの言うことを
聞くようになるのか」を一番に考えながら、訓練しています。
最後に、色んな「訓練士」「ドッグトレーナー」「訓練所」を比較検討されている方へ。
「訓練士」「ドッグトレーナー」「訓練所」は、数多く存在しますが、訓練のレベルは様々、玉石混交です。
訓練料金の設定も様々ですが、良く調べ、ニーズに合ったところをお選びいただければいいでしょう。
ただ、
私達は、経験と技術、そして実績に自信があります。
また、飼い主さんとワンちゃんとの良い関係づくりにかける情熱にかけても、どこにも負けません。
迷ったら、まずはご相談ください。
きっと、お力になれると思います(^^)