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犬を叱るのはかわいそう?







このホームページでは、「犬を叱る」「犬を褒める」という表現を多く用いています。

それでは「犬を叱る」、「犬を褒める」とはどういうことか。

今回は、特に「犬を叱る」ということについて、我々の考え方を含めてご説明したいと思います。







「褒めるべきは褒める、叱るとも怒らず。」これは、犬に接するときの心構えを端的に表している言葉だと思います。

我々犬の訓練士や、もちろん飼い主の皆さんにおいても常に念頭においておきたい考え方です。







「そんなに叱ったら可哀想だと思って・・・」

「何か可哀想で、強く『怒れ』ないんです・・・」







我々が飼い主さんにアドバスをしているとき、しばしば飼い主さんがこのようなことを口にされますが、



「犬を叱るのは可哀想なこと」、このような考え方をしてしまうことこそ、かわいそうだと、我々は考えます。



・また、多くの飼い主さんが、「叱ること=怒ること」という誤解をされています。



・本当は、犬がかわいそうだと思うなら、心を鬼にして怒ることなく叱り、早く叱られずに済むようにしてあげる」ことが必要なのではないでしょうか?







どういうことか。例えば、「散歩中に通りがかる他の犬に吠えかかって困る」という場合をあげてみましょう。





・このような犬の飼い主さんの多くは、愛犬が他の犬に吠えかかる度に、「こらこら」「だめでしょ」などと言って、犬をたしなめ、相手の飼い主さんには謝ります。





・しかしもちろん、その程度で犬が理解するはずもなく、次に出会う犬にもまた吠え掛かります。





・すると飼い主さんは、「もう、だめだって」「いいかげんにしろよ」と再度犬をたしなめ、相手に詫びます・・・そのまた次の犬も。





・一回の散歩の中だけでも、10回も20回も「犬を叱る」はめになります。





・もちろん、明日も明後日も、一年後も、五年後も犬は吠え、飼い主さんは叱ります。





・結局この飼い主さんは、この犬を一生、同じことでずっと叱っていることになります。





・つまりは、犬に一生同じ失敗を繰り返させ、そのたびに犬には「お前は困ったやつだ」とぐちり、相手には「うちの犬はどうしようもないやつなんですよ」とアピールするのです。





・場合によっては、ついに飼い主はそんな状況に疲れ、これ以上飼えないという結論に達してしまうこともあるでしょう。







そんな「可哀想」なことをするくらいなら、一度か二度、しっかりと正しい形で叱ることで、「散歩中に他の犬に吠えてはいけない」ことを教えればよいのです。



正しく叱ることできちんと教えてあげれば、犬は同じ失敗をしません。ということはつまり、一生同じことで叱る必要がなくなるのです。





「叱る」方法については、犬の性格や問題行動の内容に応じて色々考えられますから、その都度最も適切と思われるものを選ぶ必要があります。

いずれにせよ犬を叱るときに肝要なのは、







(1)「叱るとも怒らず」



・・・決して感情的にならず、理性的に「してはいけない」「間違いだ」ということを優しくも断固として諭す気持ちで臨むこと





(2)「愛のムチと割り切る」



・・・同じことで何度も叱ることこそ、可哀想なのだということを理解し、場合によっては多少強く叱ってでも、犬が「叱られずに済むようにしてやる」勇気と決意を持つことだと思います。






もちろん、何でもかんでも強く叱りましょう、などというつもりは毛頭ありません。

要は、「叱ることは可哀想なことではない」「叱られることの意味を知らないことのほうが、よっぽど可哀想」なのだ、ということです。





※「日本警察犬協会」のホームページで、訓練士の藤井聡先生が「犬を制御すること」というテーマで記事を書かれています。
とても参考になりますから、是非ご覧ください。



http://www.policedog.or.jp/chishiki/tokusyu07.htm